1975年、黒石市温湯に完成した子供図書館「黒石ほるぷ子ども館」。30余年の間、地元の子供たちに親しまれてきたこの小さな木造の建物に、設計者の菊竹清訓氏が込めた思いとは。世代を超えて親しまれてきた同館の歴史と、菊竹氏の言葉を通して「地域にとけ込む建築」の意味を考えます。また同じく菊竹氏の設計による「弘前市社会福祉センター」と、小川惇氏の解説とともに盛岡市の菊竹作品も紹介します。
このほか、三沢浩氏による連載エッセイは『丹下健三と金門橋を渡る』、木下庸子氏がこれまでご自身が暮らした住まいの歴史を振り返る『私の「住まい感」の原風景』、暮沢剛巳氏による『現代美術は街を変えられるかー十和田市現代美術館の場合』など。





今和次郎が歩き、人と語り、記録したフィールド…都市、農村、雪国。後年、吉阪隆正とその教え子たちが和次郎の生地青森で取り組んだのは、都市、農村、雪の問題でした。師弟がみつめ続けたものと青森の関係を、膨大に残された資料と関係者の証言でたどる特集「今和次郎と吉阪隆正 師弟のまなざしと青森の都市・農村・雪」。
建築家三沢浩氏が世界の建築家たちとのふれあいを綴る新連載「偉大なる建築家たちとの出会い」。第一回は「ルイス・カーンを京都で案内する」。連載「建築家が考える住むための建築」は相田武文氏による自作「積木の家」のお話。




お詫びと訂正
本誌74ページ、十和田アートプロジェクトの全体像に関するテキストは、ナンジョウ アンド アソシエイツ代表 長田哲征氏よりご寄稿いただきました。誌面に執筆者名の記載がなく、関係者、読者の皆様にたいへんご迷惑をおかけしました。謹んでお詫び申し上げます。